代表の今村です!

「アレパパ」って何してるの?と最近よく聞かれます。
活動の内容がなかなか見えにくいようです。すいません。

名前からですとパパたちが集まってなんかしてるのかな?くらいですよね(笑)

ということで、一度、どんなことをしているのか?をお伝えしたいと思います。

まずは、アレパパと名付けた経緯から。

◆名称について

1.私の娘が食物アレルギーです。

生後半年の時に娘が食物アレルギーだと分かりました。かれこれ5年前になります。娘がある日体調を崩して、それからずーっと良くならなくて(むしろ悪化していくばかり・・・)、かかりつけのお医者さんの勧めで血液検査をしたら分かったんですね。食物アレルギーは「TVで見たことがある」くらいで、全然実感が沸かなかったです。しかし、その後、食物アレルギーと生活していくうちに「食物アレルギーはよくある病気なのに、なぜこんなに疎外感だったりリスクが至るところにあるんだ?」と感じるようになり、悶々と考えるようになりました。

2.活動が「母」ばかり。父よどこにいった!?

娘の子育てをしながら、そして悶々としながら、会社員の時に色々調べたり、話しを聞いたりしていました。(ちなみに、前職はオリックスという会社です。)しかし、どこに行っても母親ばかり。ほんと、父親が少ない(ほぼいない)。「これでいいのか?これで社会は変わるのか?」と考えるようになりました。

この1.2から、あえて「アレルギーっこパパの会」という団体名にしました。
想いとして、「父も動こうよ。それでいいのかい?」という問いかけが込められています。

◆アレパパって何してるの?
さて、本題です。アレパパが行っている活動です。

1.講師

どんな内容を伝えているかと言いますと、外食事業者の皆さんに「アレルギー対応をする皆さんが安心できるようになれば、食物アレルギーの子どもたちの安全と安心はつくれるんですよ」ということをお話しています。理想だけを言いますと、アレルギー対応料理を作った人が「これは大丈夫」と言える、もしくは思えるようになれば良いからです。しかし、現実の現場では、次から次にくるお客さんの中でアレルギー対応をしなければならず、さらに当日対応を求められたり、はたまた当事者側の課題も多かったりと外食事業者だけでなく、当事者側の課題も結構多かったりします。
この辺は、食物アレルギーが身近にない外食事業者の方々にとっては、普段から「なんでこうなの?」と思うことが多いようです。
そんなことを含めながら、どうやったら安全と安心を作っていけるのか?というテーマで講師をしています。今年はインフォマートさんのセミナーだったり、ダイナックさんの店長・料理長さん向けにセミナーやらせていただいたり、他にもいくつかやらせていただきました。某企業のセミナーでは「社長が寝なかったのに驚いた」と言う、どう反応していいのか分からないものもありました(笑)
今年も残り2か月となりましたが、11月以降は西日本の方で講演する機会が結構あります。

2.執筆

これも外食事業者さんの安全と安心がテーマです。「週刊ホテルレストラン」という50年も続く有名な業界紙でして、そんな雑誌で毎月1回連載させていただいております。(ご縁に感謝しております)
毎月2800字、結構なボリュームがありますが、来月号で5回目、そして、あと7回残っております・・・。伝えたいこと、知っておいて欲しいことなどはたくさんありますが、基本的には私が現場の人たちとのやりとりを通して見聞きしたり感じたことを中心に書かせて頂いております。業界紙ですので、書店に置いていないことが多いのですが、大きい書店では置いていることが多いので、思い出したらぜひ手に取ってください。毎月1回、2週目の金曜日に発売される「週刊ホテルレストラン」です。

3.外食事業者さんへの個別アドバイス

全体的なことを伝える講師や執筆と違い、個別に外食企業者さんの課題解決のためにアドバイスを行っています。企業が抱える悩みは、個別事情が大きく影響していることがとても多いものです。大きいホテルチェーンから、小さいホテル、ファーストフードチェーン企業やケーキ屋さんなど、規模や業態は様々ですが、アレルギー対応をしっかりやりたい!という方がいれば、こちらも全力でぶつかりながらアドバイスしたり、一緒に悩んだりしています。

4.アレコミュ

1年ほど前に、外食事業者さん向けに開発したアレルギー対応のためのコミュニケーションのWEBシステムです。アレルギー対応を安全に行うためには、アレルギー情報の密なやりとりが重要だと分かり、そのために開発しました。このシステムはアレルギー対応を安全にやりやすくするという目的と、もう一つ「格付けをする」という目的で開発したものです。先日も、34品目除去の方が、これで外食をしたので、もっと広めていこうと思っています。

5.プロのレシピ通信講座

これは、外食事業者さんへのレシピ提供(アレルギー対応料理のレシピって難しいのです)を最終目的地としながら、食物アレルギーのために日々料理に悩んでいる人たちにも「お店の美味しい料理」を届けたいと思い始めました。やるならトコトン!と考え、プロの映像ディレクター、プロのデザイナーに協力いただき、文字情報だけでは伝えられないことも映像で分かりやすく、何より楽しんで料理が作れるものになっています。

6.障がい者就労支援施設でのアレルギー対応商品の製造販売

最近、力を入れて活動している分野です。解決したいことは、アレルギー対応商品の価格を下げること。そして、障がいがある方の工賃を上げることです。障がいがある方々が月にもらうお給料、どれくらいかご存知ですか?東京都でも14,000~15,000円くらいが平均です。とある施設長が、あと10,000円上げたいと話しており、あと、10,000円上がったらどんな生活になるのですか?とお聞きしたところ「ディズニーランドに行けるようになる」という言葉が出たときは衝撃でした。そこで、アレルギー対応商品が一般商品よりも高く取引されていることを逆手にとって、就労支援施設で作れたら、工賃アップと商品の普及ができるのでは?と考え、動いています。いくつかの行政の協力が得られ、これから本格的に動き始めます。お楽しみに☆

7.調査・論文提出

今年継続して行っていますが、東京海洋大学と共に、アレルギー表示に関する大規模調査を行っています。これに関しては、1つ論文を提出しまして、残りの調査についても、アンケートが集まり次第論文にして提出します。ご協力よろしくお願いいたします。

8.イベント

ようやくNPOらしいと言いますか、「パパの会」の名前から想像がつくような活動です。「アレルギーのない子が羨む体験を食物アレルギーの子どもたちに」というテーマでイベントを頻繁ではありませんが、開催しています。今年からは、こちらもNPO法人の「ファザーリングジャパン」と共に行っていまして、11月は富山の全国フォーラムでも開催します。また12月には、恒例のクリスマスパーティーです。こちらはもう少々お待ちくださいませ。

他、食品メーカーさんへのレシピ提供や、食品とは関係のないシステムを開発している企業とのコラボなども行っています。

◆一緒に活動しているのはパパだけ?

そんなことはありません。実は女性の方が多いのです(笑)。パパも、自分の仕事を活かしながら活動してくれています。なので、なんか一緒にやりたいな?と思ったらご連絡くださいませ。