食物アレルギーを持つ子どもたちはこれから増えるのでしょうか?計算してみました。

昨年衝撃的な結果を出した文部科学省による全国の公立小・中・高を対象としたアレルギー調査。調査結果は45万人の食物アレルギーの学生が存在し、それは6年前に比べて1.7倍に増加したという結果でした(まだ中間速報ですが)

この時のマスコミ報道は、「ほら、やっぱり増えてるぞー!これからもどんどん増えてくんじゃないかー!??」みたいな報道でしたね。

でも、待てよ・・・と。

日本はそう、世界一を誇る『少子高齢化』。この言葉を聞くたびに少子高齢化という言葉が少子高齢化を生み出しているとしか思えないのですが、まぁ、それは置いといて。先ほどの話に戻ると、少子高齢化ってことは、子どもの数が減って、高齢者が増えていくってことであって、人口構成では、子どもが少なくなって、高齢者がたくさん。そう、つまり、子どもが減っていくわけですよ。高齢者は増えるのですよ。

では、食物アレルギーの有病者ってどういう人口構成になるんだろうか・・・、と。

そもそもなんで、こんなこと考えたかというと、この先を見通した上で今やるべきこと決めないといけないよなー、と思っているからですね。アレルギーっこパパの会、略してアレパパなので、アレルギーっこのために全力を尽くしている訳ですが、大人でも食物アレルギーに悩む人もいる訳で、それで、人口推移を算出してみようと。

で、出したのがこれです。

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ワオ、アレルギーっこがすごい減っていく・・・。
そして、後期高齢者が増えていくー!!

もしかしたら将来、「食物アレルギーの親を持つ会」とか出来ちゃうんじゃないか!?っていう状態ですよね。

総人口が減っていく中で、食物アレルギー有病者は今と変わらず全体の2%程度で推移するのですが、人口構成が低年齢層がどんどん減って、高齢者層が増えていく。ますます、アレルギーっこはマイノリティ化していく訳ですね・・・。悲しい、少子高齢化の波が、アレルギーっこにも確実にやってきています。

ちなみにですね、2020年には食物アレルギー後期高齢者の方が増えるのですが、幼児が同数となるためには、今より+0.5%です。

うーん、年齢が上がるほど有病率が少なくなる病気の中で、今でさえ大人の理解なく疎外感を感じながら生活している食物アレルギーの子どもたちが多いのに、それがこれからますますその傾向が強くなるかもしれないってことですね。手を打つなら早い方が良いってことでしょうかね。

(今回の推計は人口問題研究所の将来推計を基に現在の食物アレルギー有病率が維持されると仮定した上での推計値です。)