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飲食店が謳う『安心・安全』『徹底した品質管理』とアレルギー表示についての景品表示法の考え方(案)です。

今月27日まで消費者庁が「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(案)」に関する意見募集をしています。

そこに案が示されていますが、アレルギーに関して以下のようになっています。
いくつか事例ごとにありますが、そのひとつです。

——————– 以下、抜粋 ——————–
メニューや店内の表示において、当店が提供する料理は「安心・安全」、「徹底した品質管理」などと安全性や品質を強調した表示をした上で、牛の成形肉を焼いた料理を提供しています。このような場合にアレルギーに関する表示をしなかった場合に景品表示法上問題となりますか。

⇒問題となります。

<説明>
「安心・安全」、「徹底した品質管理」などと安全性や品質を強調した表示から、一般消費者は、何の問題もない肉を使用した料理が提供されると認識するものと考えられます。このため、アレルギーを引き起こす可能性がある肉を使用しているにもかかわらず「安心・安全」、「徹底した品質管理」などと表示することは、実際のものと異なる表示をしていることになります。

また、「安心・安全」、「徹底した品質管理」との表示をしている飲食店は、安全性や品質を強調することで顧客を誘引していると考えられますので、それが実際と異なる場合には、景品表示法上問題(優良誤認表示)となります。この考え方は、アレルギーに関する表示にも当てはまります。

一般的に、牛の生肉ではなく、成形肉については、使用する結着剤によってはアレルギー反応を引き起こす素材が含まれているものもあり、食品衛生法では、スーパー等の小売店で容器包装されて販売される成形肉及び成形肉を使用した加工食品には特定のアレルゲンについて表示を義務付けています。

この義務付けは、飲食店等のメニュー表示には直接適用されるものではないものの、アレルギー表示といった食品を摂取する際の安全性に関する情報を適切に消費者に伝えることは極めて重要です。これらを考慮して、景品表示法上問題となるかどうかに関わりなく、飲食店等においても、アレルゲンを含む原材料の把握に努めるとともに、調理現場におけるコンタミネーション(意図せざる混入)の状況を踏まえた上で、積極的に、アレルギー表示を行ったり、料理の注文を受ける際にアレルギーの有無を確認するなど、食物アレルギー疾患を有する方に対する情報提供を充実することが求められます。
——————– 抜粋ここまで ——————–

つまり、安心・安全・徹底管理を謳うのであれば、アレルギー表示をしましょうということです。これはとても大きな意味を持ちます。

そして、加えて、ボクがこれまで言い続けてきたことが入ってる!

『料理の注文を受ける際にアレルギーの有無を確認するなど』という文言!

まさに今まで言い続けてきた、『そこにアレルギー有病者がいることをお店も認識することが大事であること』
そう、現場でのコミュニケーション!

まだ、『表示』を行ったら、アレルギーの現場確認はしなくてもよいような『等』という書き方がされてますが、しかし、この一文が入ってきたことはとても大きな意味をもってますよ~。

これまで、低アレルゲンメニューを頼んでも、一切なかったアレルギーの確認。
それが、言葉として明確に入ってきました!

何度も直接伝えてきたし、一応届いたのかな・・・。

まだ、意見募集段階です!
これから、最終的にどこに向かうかは注視しておく必要がありますね。
表示義務化が見送られた今、あとはこの部分だけです。

皆さま、今後もご注目ください。